「ナチスの科学は世界一イイイ!」とシュトロハイムは言いました(『ジョジョ』より)。自動車業界も、「ドイツ車は世界一イイイ!」という風潮がありますよね、なんとなく。イタリア車は「刺激的」、フランス車は「癒し系」。そして、日本車はとなると、「煮詰めが足りない」「色気がない」などなど、途端に厳しい評価が下されるというのは自動車雑誌でよくあるパターンです。
が、しかし。こと"ミニバン"というジャンルにおいては、「ドイツ車ってどーなってるの!?」と思わせられることがありました。それは、メルセデス・ベンツVクラスのリヤシートを取り外す作業をしたときのこと。このシートが「減量前のKONISHIKIか!」ってくらいの超ヘビー級なのです。一度やってみれば、誰もが「もう二度とやりません」と大麻で捕まった芸能人のような台詞を言いたくなること確実です。ま、それだけベンツのシートがしっかりと作られているということでもあるのですが。
その点、我が日本の最高級ミニバンであるトヨタ・アルファードの3列目シートの格納方法は超カンタン。シート下のレバーを引けばスプリングの力で勝手に跳ね上がるので、あとはフックで固定するだけ。これならどんなもやしっ子でも問題ナッシングです。
ということで、「アルファードの3列シートを格納するときのカンタンさと力の要らなさっぷりは世界一イイイ!(長っ)」と声を大にして言いたくなった、ある夏の日でした。
<キダ・タツロー>





