アクセルを踏み、エンジンが「フォーン!」と吠えるたびに、頭の中では「ドパー!」と脳内麻薬が噴出! 「フォーン!」「ドパー!」「フォーン!」「ドパー!」(以下、繰り返し)。
というわけで、BMW335iカブリオレにチョイ乗りする機会があったのですが、こいつに積まれているエンジンがもう絶品なのです! いまどき珍しい直6エンジン(排気量は3L)にターボを2個ドッキングしているのですが、最高出力は300psを少し超える程度で、いまどきのパワー・インフレ時代においては特に目を見張るものはありません。
じゃ、何がそんなにイイのかというと、踏めば即応えるその抜群のレスポンスに他なりません。ツーと言えばカー。SAYと言えばYES(byチャゲアス)。とにかく、アクセルとエンジンとの距離がすご~く短く感じるのです。かといって、小排気量のチューンドNA車のビンビンレスポンスとも違う感じ。KONISHIKIが100mを10秒フラットで全力疾走しているような迫力といえば、わかりやすいでしょうか(←余計わかりにくいですね、すみません)。
のりPも押尾先生も、この脳内麻薬分泌マシーンを買っておけばあんな事件を起こすことがなかったのに......。朝のワイドショーを眺めながら、そんなことを考えるのでした。
<キダ・タツロー>